NEWS2021.11.30 Good Morning, Yokohama in YPAMフリンジ

私たちorangcosongは、1年9ヶ月の間、横浜の自宅に籠もってオンラインでの実験を重ねてきました。そろそろ町に出て、ウィズコロナの世界で何ができるか、模索してみようと思います。折しもTPAMは今年からYPAMと名を改め、名実共に横浜を拠点とするプラットフォームになりそうです。多様な人々が暮らす大都市でありながら、お互いの顔が見えやすい町でもある横浜。そこで生まれるYPAMフリンジ……可能性は無限大∞☆ノノ! 
そのフリンジセンターの縁側を借りて、ほぼ毎朝(月・木はお休み)、トークをします。オンラインでは難しかった、冗長で、雑然とした、迂回や脱線が歓迎されるような、セミパブリックな対話の場。横浜やフリンジにまつわるゲストもお呼びします。オンライン配信もしますが、よかったら少し早起きして、覗きに来てください。一緒にコーヒーでも飲みましょう。最新情報はSNSをチェックしてね。

2021年12/1(水)〜12/19(日)
朝10時〜11時(月・木はおやすみ)
@YPAMフリンジセンター(横浜・黄金スタジオ)
ライブ配信:https://www.facebook.com/orangcosong

【各回ゲスト】(プロフィールは動画の下をご覧ください)
12/1(水)
12/3(金)大越晴子(アートマネージャー/象の鼻テラス)
12/4(土)ArtLabOva(スズキクリ+蔭山ヅル)
12/5(日)後藤清子(株式会社ピクニックルーム&地域食堂「さくらホームレストラン」代表)
12/7(火)杉崎栄介(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 広報・ACYグループチームリーダー)
12/8(水)永田賢一郎(建築家/YONG architecture studio主宰)
12/10(金)深田隆之(映画監督/海に浮かぶ映画館 館長)
12/11(土)山田カイル(演出家、ドラマトゥルク/抗原劇場)
12/12(日)萩原雄太(演出家/かもめマシーン)
12/14(火)
12/15(水)花崎攝(シアター・プラクティショナー、ことぶき「てがみ」プロジェクト実行委員会、アジアミーツアジア運営委員)
12/17(金)高山玲子(アーティスト、俳優)
12/18(土)ジョセフ 雅翔 アマト(7artscafe)
12/19(日)

助成:セゾン文化財団(藤原ちからに対して)

12/3(金)
大越晴子(アートマネージャー/象の鼻テラス)
武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。建築事務所で設計に携わった後、2012年4月にスパイラル/ワコールアートセンター入社。象の鼻テラスのスタッフとして同館の推進業務を担当。公共空間の活用を考えるアートプロジェクト「フューチャースケープ・プロジェクト」、その他イベント・ワークショップの企画・制作・広報・運営など幅広い業務にあたる。
12/4(土)
ArtLabOva (スズキクリ+蔭山ヅル)
日常の風景・場景の奥行きと広がりをみつめ、それらの〈状況〉に対して同じ日常の地平における関わりを試行しているユニットです。1996年、アーティスト・ランの非営利団体として設立以降、様々な場所を横断しながら多様な様式で活動を続けてきています。2010年、多文化な下町若葉町にある独立系映画館「シネマ・ジャック&ベティ」のとなりにアートスペース「横浜パラダイス会館」を開設しました。ブラジル炭火焼肉屋やコンテンポラリーダンサーと場の一部を共有しながら、アトリエ、フリーマーケット、喫茶など雑多な用途が混在し状況に応じて変化する曖昧な場としてオープンしています。2015年、近隣のこどもたちに「横浜パラダイス会館」を無料開放し、現在、中国、コリア、フィリピン、タイ、ネパールなど、主に海外につながる子たちが集っています。
そのほか、2009年から毎年「よこはま若葉町多文化映画祭」と「横浜下町パラダイスまつり」を開催しています。
+↓Facebookページ
http://www.facebook.com/artlabova
+↓よこはま若葉町多文化こども企画
https://www.facebook.com/kidsinparadisehall/
+↓横浜下町パラダイスまつり&よこはま若葉町多文化映画祭
https://www.facebook.com/ParadiseFes/
12/5(日)
後藤清子(株式会社ピクニックルーム&地域食堂「さくらホームレストラン」代表)
株式会社ピクニックルーム代表取締役。長野県飯田市出身。
シンクタンクや制作会社等を経て、2017年株式会社ピクニックルーム設立。企業主導型保育事業「ピクニックナーサリー」、放課後児童向け事業「ピクニックスクール」を開設。関内地域の多世代交流を軸に、まちづくりや人材育成について日々邁進中。
12/7(火)
杉崎栄介(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 広報・ACYグループチームリーダー)
1999年より同財団に勤務し、区民文化センター、横浜ダンスコレクション、横濱ジャズプロムナードなどを担当。2007年よりアーツコミッション・ヨコハマ事業担当。以来、相談窓口、各種助成、関内外OPEN!、YokohamArtLife、ミナトノアートなどを立ち上げで担当。芸術不動産などにも関わる。
12/8(水)
永田賢一郎(建築家/YONG architecture studio主宰)
商店街の空き店舗を活用した設計事務所兼シェアキッチン「藤棚デパートメント」や空き倉庫を活用したシェアアトリエ「野毛山kiez」、「南太田ブランチ」など、地域ストックを活用した拠点づくりを横浜で展開。
12/10(金)
深田隆之(映画監督/海に浮かぶ映画館 館長)
2018年、映画『ある惑星の散文』が第33回ベルフォール国際映画祭(フランス)の長編コンペティション部門他、国内外の映画祭に招待される。2013年から開催している貨物船内での上映会「海に浮かぶ映画館」の館長でもある。その他、こども向け映画ワークショップのファシリテーターとしても活動中。
12/11(土)
山田カイル(演出家、ドラマトゥルク/抗原劇場)
演出家/ドラマトゥルク。抗原劇場代表。1993年テキサスに生まれ、その後青森で育つ。自身の作品を発表するほか、ATC(Art Translators Collective)のメンバーとして、アートにまつわる通訳、翻訳にも従事する。 最新作「華氏同盟」はYPAM2021フリンジにて12/10より上演。
12/12(日)
萩原雄太(演出家/かもめマシーン)
演出家、かもめマシーン主宰。主な作品に、日本国憲法を使った『俺が代』、サミュエル・ベケットの『しあわせな日々』など。18年、ベルリンで開催されたTheatertreffen International Forumに参加。近年は、電話を使った1対1の「電話演劇」を発表している。
12/15(水)
花崎 攝
(シアター・プラクティショナー、ことぶき「てがみ」プロジェクト実行委員会、アジアミーツアジア運営委員)
演劇プロジェクトの企画、進行、構成演出等を中心に国内外で活動。世田谷パブリックシアターの学芸事業、フィリピン、インドネシアを結ぶ環境教育プロジェクト、アジアミーツアジアでアジアのアーティストとの共同制作も継続中。日本大学芸術学部、武蔵野美術大学、立教大学で非常勤講師。
12/17(金)
高山玲子(アーティスト、俳優)
俳優として活動する中で得た身体を活かし、自身の経験や記憶を軸に作品制作を行っている。観客と作品/アーティストの接続点の見直し、相互的な作用を促すことによって、”今ここで起きている出来事” を他者と共有可能か、既成の演劇フレームの解体、再構成しながらの考察・実験を続けているが、いつも迷ってる。
photo: Hideto Maezawa
12/18(土)
ジョセフ 雅翔 アマト (Dr. Joseph Amato、7artscafe)
1988年、ニューヨーク大学作曲科博士課程修了。専門は作曲と20世紀現代イタリア作曲家。1995年より日本在住。東アジア音楽の研究・教育を専門とする。2000年、文化庁海外芸術招聘研究員として、財団法人正派邦楽会、正派音楽院で中島靖子、大久保雅礼、中島一子各氏に師事、邦楽を学ぶ。2003年、准師範職格を取得。雅号「雅翔」。2003年、横浜インターナショナルスクールに「邦楽プログラム」を設立。2011年、日本芸術文化センターを設立。2017年、特定非営利活動法人日本文化新興マネジメント(www.jcpm.jp)を設立。2021年、 横浜末吉町にあるアートカフェ7artscafe (www.7artscafe.co.jp)を開業。
12/19(日)
山下 円(クリエイティブ・プロデューサー、アーツ・エデュケイター/YPAMフリンジ・コーディネイター)
英ロンドン大学で演劇を学び、帰国後劇団四季制作部入団。退団後商業演劇作品制作を経て、2013年に独立しアーティストコーディネイターとして活動を開始。同年以降、“Edinburgh Festival Fringe” で演劇作品をプロデュース。2020年よりTPAM/YPAMフリンジコーディネイターを担当。
12/19(日)
清家 愛(トランスレーター、舞台芸術クリエイター/YPAMフリンジ・アシスタント)
幼少期より英語での演劇活動を通して言語および「パフォーマンス」という表現媒体を習得。上智大学国際教養学部卒業後、舞台芸術・現代美術分野での日英翻訳家・通訳として活動をする傍ら、主にパフォーマンスアートの作品づくりに取り組む。